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故里(ふるさと) [詩]






百年生きた 集落は
悠久の時の 流れに乗って
風を残して 消えてった

料理習った ばあさまも
田畑の先の じいさまも
緑の森に お帰りで
空に溶けて 流れてく

舞い踊る枝に 花ひとつ
散りゆく里の 夏化粧
深き緑に 囲まれて
消えゆく日々の ひとかけら

百年経った 集落は
永遠の時の 流れに乗って
影を残して 消えてった

共に歩んだ 友人も
心騒がす 彼の人も
空なき街に お帰りで
夢に溶けて 流れてく

舞い踊る枝に 雨ひとつ
散り行く花の 果てでしょう
霞んだ緑に 囲まれて
消えゆく里の ひとかけら

願わくば 次の一年を
共に過ごして ゆけるなら

sato.jpg
http://homepage3.nifty.com/kamiya-a/satoyama.html






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コメント 4

風来鶏

♪兎追いしかの山〜小鮒釣りしかの川〜
子供の頃は、♪うさぎ美味し〜と聞き違いしていましたね(^^;;
by 風来鶏 (2015-05-19 21:50) 

井上さき

風来鶏 様

私もそう思っていた時期ありました。
実際にうさぎは美味しいらしいですね(笑)
by 井上さき (2015-05-20 13:48) 

詩人の血

消え去ってゆく村の儚さが夢の様に
上手に謳われていますね!
益々のご精進期待しております。
by 詩人の血 (2015-05-22 22:16) 

井上さき

詩人の血 様

ありがとうございます。
昔ながらの集落が消えていってしまうのは、切ないですよね・・・。
by 井上さき (2015-05-23 10:13) 

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